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細々した祈りに似た悩みや心配事というのは夏の多摩川の羽虫柱の様に邪魔なものだが、実の所、自分の人生に全く影響の無いものばかりだ。

 

何を食おうが飲もうが、勝とうが負けようが、気に入らない奴がいようが誰の下に就こうが何も問題無し。

誰かがこちらのルールを破ろうが守ろうが、それがこちらの意思や人格を変える事はない。

そもそも変わってもいいしな。

その変化が正であれ負であれ、歩く道の背景が少し変わる位の話だ。

 

日常で命が取られると感じたなら逃避・闘争・説得・策謀、効果のある手段を選べばいい。何をやっても道中の暇つぶしにすぎないし、正解はない。

 

産まれた時、全部が最初から決まってる様な気さえしている。

だとしたらそもそも間違いもない。

 

不足もなければ充足もない。

疲れもなければ感じる事もない。

金輪際何も感じないと感じれば、それ以上の感覚もない。

空は青くて、海も青くて、風はゆるやかで、生命は巡って、全ては許されて、っという歌の通りだろう。

 

人生に真なる影響を与える事象なんて何があるんだろう。

天変地異くらいじゃないか。