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昼間に書いてみようと思ったけど、明らかに夜の方が書きやすい。
太陽が出ている時間は、この種の禅に向かないのかもしれない。
太陽が問題なのか、副交感神経優位でない事が問題なのか。
或いは夜自体に何か特別な力があるのか。
かのチャック・パラニュークは書く事についてこう言った。
「便意がないなら便座から腰を上げろ」
昼間に損われたありとあらゆる感覚器が微調整され修復される時間帯が来るのを待った方がいいな。
だから明るい内は右往左往して、肉体なり五感なりを完全に損なおう。
ジワジワと第六感に利いてくる筈だ。
自己改善をかなぐり捨てて就寝手前の2時間以内、そこに有るか無いかの一瞬のためだけに1日を終えよう。